0からはじめるのスタートアップにおいて、ビジネスモデルが重視されすぎているのではないだろうかと思うことについて書く
どうもおはこんばんにちは。
先日、「ツイッター創業物語」という、ツイッターの歴史に触れた本を読み終えて思ったことがタイトルの文章である。
0→1のスタートアップにおいて、ビジネスモデルが重視されすぎているのではないだろうか?
特に日本においてはビジネスモデルを優先する傾向が強いと思うのだが、最初から利益を考えて動くのは果たして良いことなのだろうか?
もちろんプロダクト・マーケット・フィットを見つけることができてユーザーが増加をし始めたら利益を追い求めるのは必要なことだと思う。
しかし、プロダクトを開発する前から、「このビジネスモデルはこういうふうな仕組みでここで利益が出るようになっている」と考えすぎるのは果たして良いことなのだろうか。(特に日本のスタートアップで顕著であると思っている)
少し昔の話だが、FacebookやTwitter、さらに古くはAppleやGoogleには詳細なビジネスモデルはなかった。ただ自分たちが欲しいもの、面白いと思ったものを作り続けた結果、大衆に受け入れられたのだ。
さらに、ビジネスモデルはアイデアに固執する原因になりうるのではないかとも思う。自分のアイデアはこれだけ素晴らしいから、受け入れられないのはおかしい。もっとマーケティングにお金をつぎ込まなくては。消費者がバカなんじゃないのか?
これも歴史の話ではあるが、多くの過去に成功したスタートアップやそのプロダクトは、マーケティングにそれほど大金をつぎ込んでいない。ただユーザーがエバンジェリストとなりどんどん広めていき結果的に流行っただけなのだ。
こういう話は成功者が語ると死ぬほど説得力がある。僕がすると説得力皆無だ。だから頑張ろうと思う。
僕は割とこういう話が好きだから経営学に向いているのかもしれない。