プロダクトを早くリリースするということが思うより難しい件について
ビジネスSNSのLinkedinの創業者で、シリコンバレーの重鎮「リード・ホフマン」が残したアドバイスに、
最初にリリースしたプロダクトが赤面するほどひどいできでないというのなら、そのリリースは遅すぎたのだ
というものがある。
とにかく早くプロダクトをリリースしてユーザーからのフィードバックをもらって改善していけという「リーンスタートアップ」の考え方である。
かの有名なY Combinatorの「ポール・グレアム」も
急いでローンチしろ
といっている。
「そうか、じゃあできるだけ早くリリースしよう。」
経験上これが意外と難しい。
プロダクトを作る側は、素晴らしいものを作ろうと日々努力している。こういう機能をつけたい、ここのデザインにこだわりたい。
しかしそれらのこだわりは、ユーザーが受け入れてくれた後でも遅くないのだ。
プロダクトがユーザーのニーズを見たしていたら、本当にユーザーが欲しいものであったとしたら多少UXが悪かろうがバグがあろうがユーザーは使用してくれる。
リソースのないスタートアップは、とにかくローンチをしてユーザーの反応を見る。ユーザーが本質的に何を望んでいるかを発見することが必要である。
これは自分への戒めである。
「早いは正義」
忘れないようにしようと思う。