Appleがサービス重視の戦略へ。ティムクックの戦略に対して思うこと。
今日、Twitterのタイムラインで以下のツイートを見つけた。
アップルTVをサムスン端末で? 新戦略の賭け
— ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 (@WSJJapan) March 31, 2019
ジョブズ氏はiTunesを競合他社の端末で利用させることを許さなかったが、iPhoneの販売が減少するなか、アップルは方針を変更しつつある#アップル #AppleTV #サムスンhttps://t.co/3I28ENMbi0
Appleは今まで、サードパーティを制限し、自らのブランド価値を最優先にしてビジネスをしてきた。
これは、故スティーブ・ジョブズの戦略である。
そして、現CEOティム・クックの戦略ではない。
そして僕は思う。
「やっとティムクック独自の戦略を打ち出してきたか。これはおもしろくなるぞ」
ティムクックは今まで、Appleの株価こそ押し上げて来たものの、「ものすごい製品」を作れていた訳ではない。
それゆえにここ最近のAppleに世間は落胆していた。
「Appleのイノベーションの遺伝子は死んだ」とまでいわれたものだ。
しかし当たり前ではないか?
人々が驚くような製品を作り出せるからこそ、スティーブ・ジョブズはスティーブ・ジョブズなのだ。
そしてそれができない以上は自社だけで引きこもっているのではなく、他の企業と同様に提携などの堅実な戦略を取らざるを得ないだろう。
スティーブ・ジョブズは生前にティムクックに対して「スティーブ・ジョブズになろうとするな」と言ったそうだ。
その言葉がこれからようやく守られるのではないだろうか?
これからのAppleは「スタートアップ的な企業」としてではなく「IT大企業」として期待できるであろう。
追記
スティーブ・ジョブズファンの僕から言わせると、公式の伝記本は間違ったスティーブ・ジョブズを描いているダメな本であるといえる。
もしスティーブがこの本に書かれている通りの人物だとしたら、誰が一緒に働きたいと思う?
とティムクックは言っている。
そこでおすすめは、以下の伝記本である。
スティーブ・ジョブズの成長が描かれているとともに、いかに経営者として優れていたのかというのも伺える。是非オススメしたい。
こちらはスティーブ・ジョブズと非常に仲が良かった記者が書いた本である。
https://www.amazon.co.jp/dp/4532321018/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_XDlOCb4QGKR8
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